こんにちは、Kinokoです。
みなさんカタカナ英語にもどかしさを感じたことありませんか?
私はカタカナ英語は日本語だと思っています。英語を使う時はカタカナ英語から脱却すべきです。
今回はカタカナ英語の弊害、提案、向き合い方について取り上げます。
カタカナ英語とは
私が思うカタカナ英語とは、英語をカタカナ表記し日本語の音で発音したものです。
カタカナ英語について単語と文章の例をあげます。特に気になった例です。
左側が英語、右側がカタカナ英語です。
単語の例
- frame/flame – フレーム/フレイム
- crown/clown – クラウン/クラウン(ピエロのこと)
- razor/laser – レーザー(髭剃り)/ レーザー
- food/hood – フード/フード
- think/sink – シンク/シンク
- vocabulary – ボキャブラリー
- bible – バイブル
上記は私と同僚のドイツ人やオーストラリア人との会話で実際つまづいた単語の一例です。
英語をカタカナ英語に変換すると、
RとLがラ行 、FとH がハ行、THとSがサ行、VとBがバ行に統一され
本来は異なる音なのにあやふやになりますよね。
文章の例
- What are you doing, pal?
- And I would like to say “Thank you”.
多くの人がこの例文を発音すると、
- ワット アー ユー ドゥーイング, パル?
- アンドゥー アイ ウッド ライク トゥー セイ センキュー.
のように、単語を一つ一つ区切り、フラットに発音するカタカナ英語になるのではないでしょうか。
カタカナ英語による弊害
- 本来の音の違いが分からなくなる。(RaもLaもどちらも「ラ」になる)
- 英語の発音があの悪名高いジャパニーズイングリッシュになる。
今回は前段の弊害「RとLの発音」について取り上げます。
例えば、仕事でチェコ人とSkype Callをしたときのこと。私は冒頭で“Hello”を”Haro”と発音しちゃったんです。自分でもびっくりしました。隣の席のオーストラリア人同僚もびっくりして笑いながら私の方を見てました。
この程度であればまだいいんですが、重要な会議でframeをflameって言っちゃったり。本当に恥ずかしいし、業務に支障をきたす場合もしばしば。
世間話をしてても、話しの途中で「どっちだっけ?」ってなります。
私が話す場合も、聞く場合も同じことが起きます。
あれ、、、この間のサーカスにいたのclownだっけ?crownだっけ?
カタカナ英語に対する提案
RとLをカタカナでも分けよう!です。
VとBやFとHなど、他の音も専用のカタカナを作ると良さそうですがまずはRとLから。
うーん、Rはラリルレロで、Lは違うカタカナをあてたい。
具体案に関しては、こちらの記事にアップしました。
まずは、
- カタカナ英語と実際の英語発音は全く違う。
- カタカナ英語は日本語である。
- 英語を話すときはカタカナ英語は使わない。
この意識を持つだけでもいいと思います。
日本人英語学習における永遠のテーマ”RとL“。
このテーマが解決できれば、 日本人の英語力の底上げにつながるのではないでしょうか。
RとLの音って英語以外の言語ではどうなんでしょう?
ドイツ語もRとLは明確に音が違うよ。
残念ながら日本で英語教育を受けた私は、この違いに苦しむことがいまだに多いです。違いも知ってるし、発音もできるけど本当に分からない時も多い。
RとLの音を正すには
カタカナ英語でラリルレロを含む単語は、調べて聞いて発音する。
徹底してやる。その単語をすでに知っていたとしても。
これしかないと思います。
私はいつもGoogleのDictionaryで一つ一つクリアにしてます。
下記は一例です。
最後に
みなさんはカタカナ英語が弊害になっていませんか?どう対処されていますか?
それでは今日もよい一日を!
Veil Spaß!
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Kinoko
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