海外駐在でもできる資産運用って何がある?恵まれた環境を活かそう!

資産運用

こんにちはKinokoです。

私はドイツで海外駐在員として働いています。

海外生活をする中で、貯金だけでなくインデックスファンドやETFで資産運用したいなーと思っています。

ですが日本国において非居住者のため、日本国内の証券口座で資産運用できません。

駐在前に不動産を所有していなかったので、家賃収入はありません。

ドイツで証券口座を開設する方法もありますが、手数料が高いですし、Tax処理が面倒なので手を出していません。(実際は年に一回システム上で入力するだけなのですが。)
※ちなみに、アメリカにいる同僚の駐在員は現地で証券口座を作りETFなどで積立投資をしているそうです。Tax処理はデロイトで簡単にできるそうです。

そんな私が実施している「海外駐在しながら資産運用」する方法を紹介します。

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① 先取り軍資金を貯める

海外駐在は、投資用の軍資金を貯める絶好のチャンスだと思います。

収入を最大化でき且つ、支出を最小化できる

からです。

私の場合は、

収入に関しては、年収(手取り)が駐在前と比べて約240万円増えました。

支出に関しては、家賃や車、光熱費、保険、税金、医療費などを会社が負担してくれています。

海外駐在員の収入に関しては、別記事にまとめています。

メモ

海外駐在による収支最適化を活かし、投資用の軍資金を確保する!

私が一番に感じるのは、この恵まれた好待遇の環境を最大限に生かして、とにかく1円でも多くのお金を投資用のプールに入れることだと思います。

② 企業型確定拠出年金をアグレッシブに運用する

確定拠出年金は、しっかり運用を行えば資産を確実に増やせる可能性が大いにあります。帰任後の資産運用の実践練習にもなります。

基本的には、掛け金をインデックスファンドや債券に振り分けて放置でOKですが、

利益の出やすい商品を探したり、ポートフォリオを組みかえたり、利確&キャピタルゲインを狙ってみたりと、出来ることはあります。

2020年12月時点の運用結果です。

運用利回りが7.04%と、かなり好成績な数値を出せています。

実はこの成績は、たまたまです。

というのも、

入社して間もなく、良くわからないまま説明会を受け、適当に商品を選び、たまに掛け金の運用比率を変えつつ数年間ほぼ放置していました。

2020年になって改めて、コツコツ地道に積立投資することの威力を知りました。

もっと早めに気づき、ポートフォリオを見直していればもっといい数値が出せたかもしれません。

ちょっともったいなかったかな…。

今は考えを改め、海外駐在中は確定拠出年金をアグレッシブに運用する方針に切り替えました。

メモ

企業型確定拠出年金は放置せず、こまめにチェック!スイッチングで最適ポートフォリオの追求も忘れずに!

③ 帰任後の資産運用に向けて、学び計画を練る

軍資金を確保し、企業型確定拠出年金で資産運用の効果を実感した後は、

書籍やYoutubeなどで学び、帰国後の資産運用計画をじっくりと立てます。

本を読む

海外駐在という立場もあり、投資に関する本は極力英語版を読んでいます。英語力も投資の知識も身につくので、一石二鳥です。

とてもためになった本を2冊紹介します。

Book: Rich Dad Poor Dad

この本でCashflow Quadrantという概念を学び、お金に働かせる、というこれまでの私には無かった考えを学ぶことができました。資産運用に興味がある人は是非とも読んでおくべき一冊だと思います。


Book: Quit Like a Millionaire

世界中でFIREムーブ面を巻き起こした一冊です。FIRE達成までの道のりはとてもマネできないようなタイトなものですが、海外駐在員という恵まれた立場を活かせればあるいは可能かもしれません…。


投資計画を立てる

私は将来はお金に働いてもらい、自分自身を労働から解放し自由に暮らしたいです。

そのために必要な収入(利子や配当金、分配金)はいくらか?運用資金はどのくらい必要なのか?を考え目標を決めました。

目標決めの例)

月の生活費が30万円で、年間生活費は360万円に設定。

確定拠出年金の運用結果から、運用利回りは7%。

日本のインフレ率は1%と予想。

資産運用での収入の1%は税金。

で仮定すると、5%ルールが適用されます。つまりこの5%で年間360万円の生活費を捻出できればいいので、必要な運用資金は約7000万円になります。

目標が決まったら、具体的な計画に落とし込みます。

具体的な計画が必要な項目
  • 生活費の半年分の事前確保計画
  • 先取り軍資金の確保計画
  • 証券口座の選定
  • 支出の見直し(特に保険やローンは注意)
  • 投資商品の選定とポートフォリオ策定(ドラフト)
  • 積立投資計画
  • 副業の拡大計画

などがあります。

私の重点課題は以下の3点です。

重点ポイント
  1. 帰任までの間、支出を徹底的に見直し、1円でも多くの先取軍資金を貯める。
  2. 企業型確定拠出年金のアグレッシブ運用で利益を取りに行く。
  3. 「勉強⇒計画⇒見直し」を繰り返し、帰任後の資産運用計画をブラッシュアップする。

海外駐在前に何をすればよかったか?

いざ海外駐在してみると、日本を出る前にやっておけばよかったなーと思うことがあります。

それは、

駐在前の貯金を全て投資に回しておけばよかった

日本国非居住者になっても運用できる国内証券口座を作って、全てS&P500連動型のETFか投資信託を購入しておけばよかったなと思います。

または、非居住者の場合は、新規購入はできないが分配金の自動再投資が可能な国内証券口座(もしあれば)を作り、同じくS&P500連動型の投資商品などを全力で購入しておけばよかったと思います。

正直、駐在前に貯めていたお金を貯金するのは無駄に思います。駐在中にかなりの金額を貯めることができるからです。

タラレバを言っても仕方ありませんので、

日本へ帰国後は、準備した先取軍資金とじっくり練った資産運用計画を忠実に実践しつつも、状況の変化に柔軟に対処し、FIREを目指します。

国内証券口座は楽天証券とSBI証券を開設する予定です。





それでは今日もよい一日を!

Veil Spaß!

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