【英語多読】おすすめのGraded Readers(GR)を5つ紹介します

英語多読

こんにちは、Kinokoです。

多読は語学力を向上させる最も有効な手段の1つです。その多読用に開発されたのが、Graded Readers(GR)です。

色んな出版社がGRとして英語学習者向けに多読用の本を出版していますが、出版社によってその特徴も異なります。

これまで300万語以上読んできた経験を元に、英語多読に興味のあるみなさまへおすすめのGRを紹介します。

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おすすめ① Cambridge English Readers ★イチオシ

Cambridge English Readers

出版社: Cambridge University Press(イギリス)
レベル: StarterおよびLevel 1~ 6

  • オリジナルのストーリーで良作揃い!作品のクオリティが高い
  • 幅広いジャンルで、いろんな国や場所が舞台
  • 現代(90年代~2000年代メイン)のストーリー

多読に取り入れてみた感想

オリジナルストーリーの内容が面白い上に英語がとくかく簡単で、大きなストレス無く大量の語数をゲットできました。探偵ものやホラー、ラブストーリーが豊富で、飽きることはありませんでした。英語多読用の本としてはピカイチだと思います。

Level1~ 6で合計76冊(約122万語)を読了し、大きな自信になりました。このGRを足掛けに児童書を使った多読に進むことができました。

おすすめ② Oxford Bookworms Library

Oxford Bookworms Library

出版社: Oxford University Press(イギリス)
レベル: StarterおよびLevel 1~ 6

  • クラシック、現代文学、フィクション、ノンフィクションのリトールド版
  • 表紙裏に語数記載あり
  • 作中にイラストあり
  • 巻末にクラスルーム用のアクティビティあり
多読に取り入れてみた感想

クラッシも現代文学も読みましたが、良い作品はリトールド版でも良いです!本格派GRといった印象です。読了後に、しばらく余韻に浸ることもしばしばありました。Cambridge English Readersに比べると英語が難しく読み応えがありますが、作中のイラストが理解を手助けしてくれます。

おすすめ③ Compass Classic Readers

Compass Classic Readers

出版社: Compass Publishing(アメリカ)
レベル: Level 1~ 6

  • クラシック文学のリトールド版
  • 各章に事前質問と事後質問あり
  • 作中にフルカラーのイラストレーションあり
多読に取り入れてみた感想

とにかく安い!Kindleであれば、一冊400円以下で購入可能です。

カラーの絵があるのでイメージで英語を捉えやすく、多読初級者にはありがたいです。

Level 2は簡略化されすぎていて物足りなさがありましたが、Level 3からぐっと読み応えが良くなりました。赤毛のアンや、ロビンフット、アラジンなど、クラシック文学が好きな人にはおすすめのGRです。

(余談ですが)

個人的に1番好きだったのが、

▶︎ 20,000 Leagues Under The Sea – Classic Readers Level 3

です。東京ディズニーシーでもお馴染みの『海底2万マイル』です!ダーウィンのビーグル号が好きな私にはドンピシャで、出てくる単語も為になるものばかりでした。

おすすめ④ ラダーシリーズ

ラダーシリーズ

出版社: IBCパブリッシング(日本)
レベル: Level 1~ 5

  • クラシック、現代文学、ノンフィクション、ビジネスなどのリトールド版
  • 巻末にワードリストあり(日本語で英単語説明)
多読に取り入れてみた感想

Level 4までは私が読んだGRの中で1番読み易かったです。一方で、Level 5(語彙制限無し)の「坊ちゃん」や「武士道」は非常に読み応えがありました。日本の文学作品も豊富で、日本文化と英語の両方を学ぶことができます。

おすすめ⑤ Pearson Graded Readers

Pearson Graded Readers

出版社: Pearson English
レベル: EasyStart、Level 1~ 6

  • 有名作品や人気作家のリトールド版
  • 表紙裏に語数記載あり
  • 巻末にアクティビティあり
多読に取り入れてみた感想

以前はKindle版で問題なかったのですが、突然フォーマットが変わり読みづらくなりました(2020年時点)。

それでもおすすめとして挙げたのは、「The Ring」があるからです。この話は衝撃でした。読む価値ありです!ペーパーバック派の人におすすめします。

「ハムレット」や「マクベス」などの演劇作品がセリフ形式になっているのも斬新でした。

以上、Graded Readersの紹介でした。

(最後に)

英語多読を継続し且つ英語力を底上げするには「語彙力強化」が必要不可欠となってきます。また、進捗管理はモチベーションを維持するための重要な要素であると感じます。

本ブログを運営するKinoko Marketでは、英語多読を支援するたのWebサービス「Tadolog」を提供しています。「Tadolog」では多読の記録・分析および語彙トレによる語彙力向上が可能で、アカウント作成/ご利用は無料です。

ご興味ある方は是非お試しください!デモページやユーザー登録無しで利用できる語彙トレもあります。

Graded Readersから始めて、Level 3または4までを問題なく読めるようになった場合は、児童書にも是非チャレンジしてみてください。

それでは今日もよい一日を!

Veil Spaß!