こんにちは、Kinokoです。
多読を続ければ、確実に英語力は向上します。
100万語読んだ時点の自分よりも、300万語読んだ時点の自分は間違いなく成長しています。
そんな強力な語学学習法の『多読』ですが、足りない点もあります。
本記事では多読の欠点、言い換えると、多読の合間に実施すると総合的に英語力がアップする4つのポイントを紹介します。
ポイント①: 語彙力を強化!
語彙力は多読の語数を増やせば自然と増えていきますが、それには途方もない時間がかかります。
また、例えば児童書しか読まない場合、専門的な語彙やビジネスの場で使う語彙はいくら語数を増やしても習得できません。
別途ボキャビルを実施することで、英語圏の子供たちが長い時間をかけて獲得した語彙を、短時間で習得します。これには忍耐と努力が必要です。
ボキャビル方法1
英語多読用Webサービス「たどろぐ」の語彙トレを利用する。
本語彙トレでは、洋書(特にハリー・ポッターなどの児童書)に出てくる単語を繰り返し確認できます。
語彙トレで何度も単語を確認することで、通常の多読では時間がかかる語彙獲得を効率的に実現し、英語力に必要不可欠な語彙力を向上させます。
また、受験英語ではなかなか得られない単語が盛りだくさんです。
デモページもありますので、ご興味のある方はぜひお試しください。
ボキャビル方法2
単語帳を使う。
英語学習初級者は日本語で英単語の意味を覚えると思いますが、多読を始めた人は、「英単語は英語の説明で意味を覚える」ようにした方がいいと思います。
理由は、多読の目的が英語脳構築にあるからです。
ボキャビルのおすすめ本は👇にまとめています。
ボキャビル方法3
ニュース記事やSNSのタイムラインを読む。
ニュース記事は初めて出会う単語のオンパレードです。ヘッドラインと概要欄だけでも、語彙はかなり増えます。
私はJapan Timesを読むようにしています。ほぼ毎日新しい語彙に出会ってます。
SNSを使えば、自分の好きな人や気になる人、興味のあるアカウントをフォローするだけで、あとはタイムラインに勝手に英文が流れてきます。さらっとでも目を通して、分からない単語があれば調べるようにします。
ポイント②: アウトプットの機会を作る!
多読には、自分の意見を自分の言葉でアウトプットする機会が無いです。
ここで有効活用したいのが「オンライン英会話」です。
多読の欠点を補う目的でのアウトプットなので、フリートークのコースを選ぶとよいでしょう。
おすすめはこちら
ポイント③: ディクテーションを取り入れる!
多読だけではリスニング力向上に限界があります。
Audible.comなどのオーディオブックを聴きながら多読できる時代ですので、オーディオブックを取り入れている人には大きな問題ではないかもしれません。
それでも、意図的にリスニングの訓練は実施した方がいいと思います。多読を通して「英語脳」が構築できるので、あとは聞こえてくる音をリンクさえ出来れば、日本語に訳すことなく相手の意図を理解できるようになります。
近道は、自分が聞き取れない音を知ることです。
その最も効果的な方法が「ディクテーション」です。
ポイント④: 発音トレーニングはしっかり!
英単語の発音があやふやでも問題なく多読できてしまいます。
しかし、放置しているとリスニングに繋がりませんし、コミュニケーションをとる場合、自分が発した言葉が相手に伝わりません。
発音は大事です!
発音への取り組み1
発音が分からない単語はきちんと調べる。
多読する場合は、最低でも脳内音読、余力があれば音読することを推奨します。
iPadやiPhoneでKindleアプリを使っている場合は、単語の発音はすぐに調べることができます。スマフォの音声入力で発音のチェックも容易にできます。
発音への取り組み2
シャドーイングする。
この方法は有名ですね。英語のイントネーションや、リエゾン、ストレスの置き方など、ナチュラルな発音が身に付きます。
シャドーイングは、英語脳が構築できていない状態で実施すると、ただの音マネになってしまいますが、多読で英語を英語のまま理解できる力がついてくると、より一層効果を発揮します。
以上が、多読の4つの欠点とそれに対する対処法でした。
それでは今日もよい一日を!
Veil Spaß!