【英語多読】20万語読んで世界は変わるのか?洋書による多読の効果とは

英語多読

こんにちは、Kinokoです。

洋書を使った英語多読で20万語を達成した時の記録です。

5万語~20万語にかけてどんな本を読んだのか?どのくらい成長できたのか?
多読20万語の効果を読んだ本とともに紹介します。

この時点で英語多読の効果は絶大と確信しました。

前回の内容はこちら

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20万語達成までに読んだ本

5万語までに読んだのはCambridge English Readers Level 1の全12冊(50,267語)です。

そこから、

  • Cambridge English Readers Level 2の全14冊
  • Marvin Redpost Book 1 – 4の4冊

全18冊(150,184語)読みました。

合計200,451語で、多読を開始して3週間で20万語達成しました。

Cambridge English Readers – Level 2

      etc… 
Noタイトル語数(目安) Kindle価格
1A Picture To Remember9,749¥734
2Apollo’s Gold8,991¥734
3Bad Company9,493¥601
4Circle Games9,600¥560
5Dead Cold9,545¥721
6Different Worlds8,650¥716
7Jojo’s Story9,100¥713
8Logan’s Choice9,660¥716
9One Day9,726¥562
10Superbird8,400¥707
11The Double Bass Mystery8,392¥707
12The Man From Nowhere8,410¥715
13The New Zealand File10,152¥718
14Within High Fences7,659¥713
語数: 127,527 コスト: ¥9,617

Marvin Redpost Book 1 – 4

    
Noタイトル語数(目安)Kindle価格
1Kidnapped at Birth5,209¥613
2Why pick on me4,631¥613
3Is he a girl6,119¥742
4 Alone in his teachers house6,698¥629
語数: 22,657 コスト: ¥2,597

ここで初めて児童書を取り入れました。作者はあの「Holes」を書いたLouis Sacharです。Cambridge English ReadersのLevel 2よりも若干少ない語数ですが、単語のレベルはぐっと上がります。

20万語読んだ成果

海外駐在員業務を通して実感したこと

発音がより良くなった
多読中に黙読と音読の両方を実施しています。既に知っている単語でも丁寧に発音練習したため、その効果が現れてきました。

口から自然と出てくる言葉が増えた
語数を重ねた分、あまり得意ではなかったバーチャル会議(ここでは1対1のミーティング)が楽になりました。発音が良くなったことと相まってどんどんアウトプットしたくなり、Chatではなく自分から積極的にCallするようになりました。

英語の語順に慣れてきた
多読を始めてからは、日本語に訳すことをやめました。英語の語順で意味を捉えることにも徐々に慣れ、相手の話を聞いていても以前より疲れなくなったと感じました。

語彙が増えた
Cambridge English Readers Level 2になると、知らない単語が出てき始めました。さらにMarvin Redpostではそれがもっと増えました。そして多読で出会った単語は、私の同僚(オーストラリア出身)がよく使っていることに気づきました。

例えば、stinkやsniffle, soggyなど日常会話でよく使われる単語に出会えます。これらの単語はTOEICでは見たことない気がします。特に児童書には、英語ネイティブが日常会話で使っている単語が盛り沢山です。

ニュース記事を読む力がついてきた
以前は英語の記事を見ると圧迫感を感じていました。ところが多読を始めるとインプットが欲しくなり、今までスルーしてきたニュースでさえ読んでみたくなります。活字中毒ではないですが、似たような感覚なのかもしれません。

この時点での課題

周りに日本人がいるとしゃべるのに抵抗感がある
特に日本人の前では「英語はできて当たり前」というプライドが邪魔をします。英語が現地メンバーに伝わらない、発音がおかしい、などと思われないかを気にしてしまいます。

多人数での雑談や第三者の会話を拾うことが難しい
会話の内容をみんなは理解していて私だけ『?』となり、こっそり隣の人に聞いたりします。雑談や周りの会話をつかむことにはまだまだ難しさを感じます。

ニュース記事で知らない単語が頻出する
The Japan TimesやBBC Worldをよく読んだり(聴いたり)していますが、知らない単語は依然多いです。ニュース記事にも目を通すことに抵抗が無くなった分、知らない単語に出会う機会が増えました。

不足部分は多いけど、着実に効果は出てる。

実感した成果を更に伸ばしていこう!

ニュース記事に出てくる英単語と、この時点で読んでいる洋書の英単語はジャンルが違うと感じます。洋書を使った英語多読と並行して、ニュース記事で少しずつボキャビルを取り入れるようにしました。

今後の計画

私の英語多読ロードマップです。

まずはGraded Readers(GR)で100万語読む。そこから読みやすい児童書やペーパーバックで英語圏の文化を楽しみつつ語数を増やす。

大きな目標はハリーポッターを楽に楽しんで読み切ること!

ハリーポッターには一度挑戦したことがありますが、語彙の難しさに心が折れかけました。自分に合った洋書で着実に力をつけ再度挑戦します。

英語多読を始めたきっかけは英語脳の構築のためです。

英語多読の進捗管理について

英語多読を継続し且つ英語力を底上げするには「語彙力強化」が必要不可欠となってきます。また、進捗管理はモチベーションを維持するための重要な要素であると感じます。

本ブログを運営するKinoko Marketでは、英語多読を支援するたのWebサービス「Tadolog」を提供しています。「Tadolog」では多読の記録・分析および語彙トレによる語彙力向上が可能で、アカウント作成/ご利用は無料です。

ご興味ある方は是非お試しください!デモページやユーザー登録無しで利用できる語彙トレもあります。

今回読んだ本のベストセレクション

新たに読んだ18冊の中から私なりに選びました。多読用の本探しの参考になれば幸いです。

1.Marvin Redpost

クリックすると詳細を確認できます

アメリカの小学生Marvin Redpost(9歳)が主人公。クラスメイトや先生、家族との日常が、作者Louis Sacharのユーモアたっぷりに描かれたシリーズです。

Cambridge English Readers Level 2が問題なく読めれば、Marvin Redpostに挑戦してもいいと思います。多読初心者だけでなくTOEICのその先へ進みたいTOEICerがまず最初に読む本としてもお勧めします。

2.Logan’s Choice

クリックすると詳細を確認できます

Cambridge English Readersの中でも人気の高いInspector Loganの続編です。前回で少し打ち解けた探偵Loganとその部下のGrant。今回はどんな事件に遭遇するのでしょうか。

3.The New Zealand File

クリックすると詳細を確認できます

007のようなスパイものです。舞台はニュージーランドのクライストチャーチ。Level 2としては文字も多く、かつ楽しめます。Logan’s Choiceと同じ作者です。

以上の3点をお勧めします。もちろん他にも面白い本は沢山ありました!

次は50万語達成時の記事をアップします。

それでは今日もよい一日を!

Veil Spaß!

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