【英語多読】200万語読んで世界は変わるのか?洋書による多読の効果とは

英語多読

こんにちは、Kinokoです。

洋書を使った英語多読で200万語を達成しました。

前回の100万語達成からどんな本を読んだのか?どのくらい成長できたのか?
多読200万語の効果を読んだ本とともに紹介します。

前回の内容はこちら

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200万語までの道のり

読んだ語数の遷移(トータル)

多読を開始してから1年2カ月ほどで200万語達成しました。

読んだ本の内訳(トータル)

オレンジが前回からの差分です。

[内訳]

主に読んだ本ボリューム
Mavin Redpostシリーズ#6, #7の2冊
Magic Tree Houseシリーズ#1 – #24の24冊
Who was …?シリーズ19冊
Cambridge English Readers Level 4全12冊(23.2万語)
Oxford Bookworms library Level 4全10冊(16万語)
Pearson Graded Readers Level 45冊(7.4万語)

私の200万語達成の特徴は、これまでのGraded Readers主体の多読に対して、児童書の割合が大幅に増えたことです。

ここで読んだ児童書は6~9歳が対象の本ですが、Graded ReadersのLevel 4に比べると語彙はかなり難しい印象です。

ただし、文章の構文自体は非常に簡単です。

実際、Marvin RedpostやMagic Tree Houseで初めて出会った語彙の多くがHarry Potterにも使われています。

このフェーズでの大きな出会いは、Magic Tree Houseです。とても面白かったですし、学ぶことが多かったです。まだ読んでない方はぜひ読んでみてください。

多読200万語読んだ効果とは?

成長点

✔ 語彙力は着実に増えた
マジックツリーハウス(Magic Tree House)であれば苦にすることなく読めますし、何度も同じ単語が出てくるので語彙が定着している実感が得られます。

✔ スピーキングの幅が広がった
海外駐在での実務の中でも、何かを発してそこからthatやwhichで話を広げていくことができるようになりました。

しかし、思ったほどの伸びはなく、100万語達成時の倍の実力が身につく、というわけでもなかったです。語学習得って、そんなに単純じゃないんですね。

不足点

英語力が伸びれば伸びるほど、足りない所ばかりが見えてきます。

日頃の業務で感じた不足点を実例として挙げると、

実例1

日本人同士で何気く会話してるときに、現地メンバーが話に入ってくる時があります。その時に、瞬時に英語脳に切り替えてうまく返したいけれど、なかなか出てこない。

実例2

同僚と話しをしている時に、その言葉の裏にある真意が読み取れない時がある。

※その文化特有の独特の言い回しだったり表現方法がある。

実例3

打合せ中、ちょっと複雑な話を説明する際、伝わりはするけど正直ハチャメチャというか、もっとスマートに伝えられるようにしたいなーってよく思う。

実例4

第三者同士の会話についていくのは依然として難しい。そもそも人の話を聞くことが苦手なのかな?と思えるくらいついていけない時がある。(特に、ランチや雑談している時に感じることが多い)

など、さまざまあります。

ひとたび会話の途中で迷子になると、少しパニックになってなかなか元の位置には戻ってこれないんですよね。

会議や雑談でも、1対1での冷静に聞き返せる状況であればいいんですが、そうじゃない大規模な会議や、3人以上での雑談や第三者同士の会話はより顕著に英語力の不足点が見えてきます。

不足点の克服には、語数を増やすしかないと感じています。

目標まであと800万語もある!

とにかく読む!

多読を続けるための施策

英語多読を継続し且つ英語力を底上げするには「語彙力強化」が必要不可欠となってきます。また、進捗管理はモチベーションを維持するための重要な要素であると感じます。

本ブログを運営するKinoko Marketでは、英語多読を支援するたのWebサービス「Tadolog」を提供しています。「Tadolog」では多読の記録・分析および語彙トレによる語彙力向上が可能で、アカウント作成/ご利用は無料です。

ご興味ある方は是非お試しください!デモページやユーザー登録無しで利用できる語彙トレもあります。

今後の計画

ロードマップ

次のステップは、Graded Readers(GR)のLevel 5と6および児童書(初級)にて、英語特有の物事の考え方を楽しみつつ300万語を目指します。

200万語に向けたおすすめの洋書

個人的には、この段階ではまだまだGraded Readers(GR)中心で良いと思います。私の場合は、とにかく英語を英語の語順で英語のまま理解できるように、自分のレベルに応じた本を大量に読むことを優先しました。

GRのLevel 3が難なく読めるようになった場合は、易しめの児童書をポートフォリオに加えましょう。GRに比べて語彙の幅が格段に広がります。

おすすめの児童書をピックアップしました。

100~200万語で読んだ洋書ベストセレクション

今回読んだ本の中からベストセレクションを私なりに選びました。多読用の本がなかなか決まらない方は参考にして頂ければ幸いです。

Lorna Doone: Oxford Bookworms library Level 4

1673年、盗賊Doone家に父を殺さられ復讐を誓ったJohn。彼が恋したのはLorna Dooneでした。最後までどうなるか分からない展開で楽しめました!


Lorna Doone Level 4 Oxford Bookworms Library: Level 4: 1400-Word Vocabulary (English Edition)

Silas Marner : Oxford Bookworms library Level 4

リネン織りのSilas Marnerは村でも避けられている存在で、友達はおらず、毎晩コツコツ貯めたお金を眺めるのが唯一の楽しみ。ところが、泥棒に財産を盗まれてしまいます。こうなったらもう絶望ですよね。そんなどん底のSilasにも何かが起きます!表紙とタイトルを見て抱いた印象とは全く異なり、読み終えた後しばらく満足感に浸りました。


Silas Marner Level 4 Oxford Bookworms Library: Level 4: 1400-Word Vocabulary (English Edition)

Magic Tree House

この本から学べるものは英語のスキルだけではありません!英語圏(特にアメリカ)の人たちが子供のころから実践してきた何気ない日常会話や思考回路、歴史や文化、道徳などを垣間見れます。


Dinosaurs Before Dark (Magic Tree House Book 1) (English Edition)

それでは今日もよい一日を!

Veil Spaß!

Kinoko